第2回伊豆稲取キンメマラソンの感想(2017年6月11日ハーフマラソン体験談、口コミ、評判、レビュー)

シェアする

<約4,200文字 一般的完読時間6分>

第2回伊豆稲取キンメマラソンに出場しました!

色々な意味でハーフマラソンを堪能しました!

一番の特徴はアップダウンの激しいコースということ。

ただそれだけにゴールした時の充実感がハンパなく強かった!!

沿道の応援が素晴らしいし、ゴール後のもてなしも最高だった!

事前の郵送物は下記。

封筒。

中には、参加特典のキンメTシャツが!!

輝く赤!!

そしてデザインが素晴らしい!!

これを着ればキンメダイになれそう!?

僕の勝負服に決めました!!(笑)

それでは体験談を語ります!!(^o^)

1)伊豆稲取までの交通手段(アクセス)

僕の住む茅ヶ崎から東海道線で熱海まで行きます。

そこから電車を乗り換えて、JR伊東線・伊豆急下田行に乗ります。

そこで早速テンションアップ!!

電車がいきなり写真のようなキンメ電車!!

これ、偶然!!(^_^)v

キンメマラソン出場者にキンメ電車!!

最高の気分♪

キンメダイは見た目鮮やかな赤で綺麗なうえ、年中常に美味しい!!

刺身と煮付けが最高です。

車掌帽をかぶっている!^^

車内のデザインも鮮やかで凝っている!!

実はこの電車は、車両ごとにコンセプト(テーマ)の町が決まっている。

下田に向かって前から順番に、

南伊豆町、下田市、キンメダイ博物館、河津町、東伊豆町、伊東市、熱海市。

この車両は「下田市のPR車両」と書いてある。

キンメダイ博物館車両には、キンメダイに関するうんちくが掲示されています。

座席もキンメダイだらけ。^^

外を向いている座席があり、いやがおうにも観光気分(?)が高まります!

まだ朝6時台なので席はがらがら。

伊豆半島、東伊豆の素晴らしい景色!

一番後ろの車両。熱海方面に行く場合は、一番前になります。

快適なパノラマ車!!

トンネルもたくさんあります。

熱海から伊豆稲取まで1時間17分。

テンションアップしたまま、伊豆稲取駅到着!!

駅小さい・・・・・。

駅前の看板と展示物。

さすが歴史ある町!

駅とタクシー乗り場。

スポンサーリンク

2)レース編(スタート地点到着からレースのゴールまで)

伊豆稲取駅から、専用のシャトルバスで高原のマラソンスタート地点へ。

受付を済ませた後、着替えのため体育館へ。

仮装表彰があるので、奇抜な格好した人が結構います。

右奥にミニーの格好をしたおじさん。。。

左奥の数人はキンメのかぶり物をしています。

走るままの格好になってから、荷物を預けます。

スタートとゴール地点が離れているので、荷物は自動的にゴール地点に運んでもらえます。

スタート地点は高原ですが、そこから概ね250メートルほど下って、

ゴールは海沿いの平地。

(伊豆稲取キンメマラソン公式ホームページよりhttp://izufull.com/kinme/menu.php?obj=1&now=2)

9時20分頃、スタート地点へ。

水やスポーツドリンク、そして地元の名物ニューサマーオレンジジュースが飲めます。

他にお餅や飴などの食べ物もあり、充実している!

僕と同じキンメTシャツを着た「キンメ人」がいっぱい!(^_^)v

9時40分開会式。

実行委員長の挨拶。昨年の第1回ではここで泣いたらしい。

今回も、ある意味1回目より準備が大変だったとのお話。

そして昨年に続いてゲストのLiLiCoさんの元気いっぱいの挨拶!!

「最高に楽しい地獄へようこそーーーー!!!」

「ドMが2000人!!!」

「げんなり坂というのもありますが、それよりげんなりするのが最後の3キロでーす!!!」

そうだったんだ、、、、

起伏が激しいのは知っていたが、最終的には250メートルの高低差を下ってのゴールなので、平地よりラクなのではと期待していたが、間違いだったようだ。。(汗)

ここで真実を知る。。。(泣)

それでも気温23度でこの時期にしては悪くないコンディション!

タイムを競ってもしょうがないので、なるべく楽しみながら走ろう!!

気を取り直してガッツポーズ!!

10時スタート!!

レースの作戦としては、海沿いに降りる14キロまではしっかり抑え気味に走って、そこから頑張るというもの。

最初はクロスカントリーコース。

芝の上は走りやすいが、登ったり下ったりの大きな起伏。

そのうち、土や砂利のコースになり、それが危険!

大きな石がゴロゴロしている。

序盤ということもあってスピードが出ているのに急な下り坂。

ここで足を滑らせて転んだら大けがしそう!

そして序盤のクライマックスは、坂を登り切ったところに開ける景色!

稲取の町や海が見える絶景!!

素晴らしい~~~!!

僕は当初はここから写真を撮る予定だったのだが、

周りにそのようなことをしている人がいないし、まだ勢いがあったこともあって、スルー。

ちょっと残念。。。

序盤のクロスカントリーコースを終えると、比較的平坦なアスファルト道路へ。

細かい曲がりが多い。

ただ、高原で空気が澄んでいることもあって、それほど暑さは感じないので快適といって良いだろう。

9キロ地点ぐらいから、「げんなり坂」が始まる。

壁のような上り坂が何回もある!

ここで必死になっては後が思いやられるので、歩かない程度にゆっくり歩を進める。

もう競技というより修行!!(^_^;)

登りが急ということは、下りも急ということ。

緩い下りなら良いペースで走れるので嬉しいが、

急すぎて足でしっかり止めないといけない。

これが足にくる!!

給水はしっかりしている。

「地元産トマト」が置いてあったが、取りそびれた。

僕より先にとって食べた人が、大声で「うめぇ~~~!!!」と叫んだ。

ボランティアの人たちが「ありがとうございまーす!」と答える微笑ましい場面があった。

「げんなり坂」を過ぎ、ほとんど下りばかりになるのが12キロから。

下りは呼吸は楽で良いが、やはり足には凄い負担!

膝を痛めてしないか不安。。。

沿道の声援は心強かった!

地元のおじいちゃん、おばあちゃんも沿道に腰掛けて、手を振って応援してくれた。

また、何度かたくさんの幼稚園児が大声で応援してくれていた。

日曜日だというのに、幼稚園服を着ていたのはわざわざ着てくれたのかな?と思った。

僕も今回は楽しむことを重視していたので、時々手を振ったり、

手タッチをしたりして交流した。

嬉しい!!(^_^)v

ポイントとなる14キロまで来た。

もう基本的には大きな坂はないはず。。。

かなり抑えて走ったつもりだったが、もうすっかりばてていた。。。

”下界”に来て気温も高くなっていたし炎天下だ。

ギアを上げる余裕は全くなし。(^_^;)

以後、結構抜かれる。。。

海沿いの道は景色的には気持ち良かったが、暑い暑い!

観光ホテルの従業員たちが手を振って応援してくれる。

その後の町中の神社の横など細い道は、意外と起伏があり曲がりも多くかなりきつい

稲取の住宅街だ。

最後の3キロではまた海沿いの道なのだが、登り。

急ではないのだが、ず~~~っと登り。

LiLiCoさんの言っていた意味をここで実感!!(泣)

この終盤のタイミングでの登りはヤバイ!

しかもここはゴールの横を通るため、ゴールインする人が見えてしまうので、

精神的にもキツイ!(^_^;)

最後の折り返しを経ると残り1.5キロなのだが、その折り返し部分の

登りが急で、10メートル程度だが思わず歩いてしまった!

最後の1.5キロは基本的に下りなので、なんとか頑張って走れた。

ラストスパートもできた。

3)ゴール後

ゴ~~~~~ル!!!

きつかった~~~!!!

ホント、ふらふら。

それでもこんな過酷なコースでケガなく終えられたことが嬉しい!!

最初に差し出されたのが、冷え冷えのおしぼり!

ホテル、旅館の女将とおぼしき人たちが直接渡してくれた!

最高に気持ちいい~~!!(^^)/

この思いやりとアイデア素晴らしい!!

さらに冷たい飲み物だけじゃなく、氷が入ったプールが用意されていた!

足を付けるためのもの。

僕も靴下を脱いで膝ぐらいまでつかる。

いや~~~、足にキーーーーンと刺激が走り最高!!

近くにいたスタッフに頼んでパシャリ!

結果は、1時間49分57秒。

最後のラストスパートが利いて1時間50分を切った。

これだけ起伏のあるコースだとタイムがどういう意味を持つのかわからない。

ハーフ男子40~59歳の部では、437人中87位。

ちょうど上から20%だ。

優勝者のタイムが1時間24分12秒なので、やはりかなり厳しいコンディションだったのがわかる。普通の優勝タイムは1時間20分を切るはずだ。

あまり起伏のあるコースで走ったことがない僕としては、

足にあまりダメージなく終えられたのが意外だったし感激だった。

ただし、体全体のダメージは大きかった!

出店が並んでいる広場で、キンメ汁が振る舞われていた。

これはキンメマラソンの1つのウリ。

当初はこれを楽しみにしていたが、既に長蛇の列!

そこに並ぶ体力と気力は残っていなかった。。。

この点、ハーフマラソン出場者には配慮が欲しかったように思う。

ゴールと本部がある東伊豆町役場前。

キンメダイの大きなオブジェがあり、記念撮影場所になっている。

でも僕はとにかく冷たい飲み物が欲しい!!

飲んでも飲んでも欲しい!!(^o^)

そこで一生忘れられない感激が待っていた!!

出店で搾っていた生搾りニューサマーオレンジを飲んだら

死ぬほど美味しい!!!

ニューサマーオレンジは、見た目はグレープフルーツを一回り小さくした形。

味はグレープフルーツから酸味や渋みを取り除いて旨みだけを残したような味。

キンキンに冷えたニューサマーオレンジ。

これほど美味しい飲み物を僕は今まで飲んだことがあるだろうか!?

ない!!(キッパリ)

僕の人生の中で一番美味しい!!!

結構な量入っていて400円だが、結局3杯飲んだ!!!(^^)/

ニューサマーオレンジ。

ヒュウガナツ、小夏(コナツ)とも言う。

ウイキペディアより(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%83%8A%E3%83%84)

ボロボロの足を引きずり、15分ぐらいでなんとかかんとか着いた稲取駅。

さすが観光地。小さい駅でもお土産屋さんは充実している。

ここでお土産を買った。

ニューサマーオレンジのスティック状のゼリー

これもまたレアで美味しい!!

伊豆稲取キンメマラソン、

素晴らしい想い出ができた!!

今度はここの温泉に泊まりに来て、キンメ汁など金目鯛を心ゆくまで味わいたい!!!(^o^)

終わり

スポンサーリンク