東京トライアルハーフマラソン2017の感想・体験談(写真多数・2017年10月28日口コミ、評判、レビュー)

<約5000文字:一般完読時間8分>

2017年10月28日、「東京トライアルハーフ」に出場しました。

この大会は東京マラソン財団のオフィシャルイベントで、成績上位者と抽選の両方によって、

2018年の東京マラソンの出場権が得られるというものです。

感想としては、

まず事前の雨予報がはずれて最後まで、ほぼ降らなかったのが良かった!

何せ関東はここ3週間記録的な雨続きで、僕も過去2周連続雨中のレースでした。。

また眼前に東京スカイツリーが目の前に見えるロケーションの中、スムーズな運営がされていて楽しめました!!

コースは平坦で走りやすく、ペースメーカーが様々なタイムでたくさん配置されていたのも特徴。そして日本陸連公認コース

僕はお陰様でベストタイムを出すことができました!!(^^)/

それでは写真入りで会場へのアクセスからゴール後まで体験談を書きます!

1)東京トライアルハーフマラソン会場到着まで

会場の最寄り駅は京成線の「四ツ木駅」

僕の住む茅ヶ崎からは東京・上野ラインで新橋まで行って、都営浅草線に乗り換えるのがベストでした。

そこから直通で行くことができます。

下の写真は都営浅草線ー京成線の路線図です。

新橋から10個目の駅が「押上」。そこから文字が小さいですが3つめが「四ツ木」です。

四ツ木駅の改札前には、「木根川橋少年野球場」までの行き方が書かれた看板がありました。

会場はその野球場の先なので、そのまま行ってokです。

下記がホームページに掲載されているアクセス地図です。

引用:ONE TOKYO ホームページ:

ONE TOKYOはランニングスポーツを通じて、チャレンジするひとと、サポートするひとが出会うステージです。

駅前にはすぐに案内の人がいました!!

駅を出て右に曲がり、またすぐに右に曲がります。

そして真っ直ぐいくとこの道。国道449号にぶつかります。

そこを左折します。ここでも案内の人が立っています。

まっすぐ行くと、また案内の人が立っています。

ここで右に見える横断歩道を渡ります。

渡って左に曲がると、ピンク色の登りの道入ります。

登り切ると景色が開け、東京スカイツリーが眼前に現れます!

道なりに行くと案内の人がいて、また右の横断歩道を渡ります。

東京スカイツリーを正面に見て歩くと、荒川河川敷に着きます。

左を見た景色。この川は荒川と並行して流れている川で綾瀬川です。

右側がこの景色。

案内に従って左に曲がります。

左に綾瀬川、右に荒川です。右に白く見えるのが会場です。

荒川の立て看板があります。

会場正面です。東京スカイツリーの存在感がいいですね!

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2)会場到着からスタートまで

まず手前側にあるトイレに向かいました。

収容車2台がありました。これにだけはお世話になりたくないですね!(^_^;)

手前が常備してあるトイレでしょう。右に並んでいるのが大会用に設置されたトイレ。

まだスタートまで1時間半以上あるので、人は少ない。だからゆっくりできます!(^^)

受付場所。ここでゼッケンや計測チップを受け取ります。

男子更衣室。この規模(2千名)の大会の割には小さいだろう。

僕が入ったときもほぼ一杯で、多くの人は外の芝生の上で着替えていました。

雨が降っていなくて良かった!!

昨日までの天気予報では10時ぐらいから雨が降る予報だったが、

朝の予報では12時ぐらいからになっていた!!ラッキー!

手前が男子更衣室、赤い屋根が女子更衣室、その先が荷物置き場。

さっきのトイレとは逆側(奥)にあるトイレ。

気温15度で風速2~3M

寒いので僕は更衣室で着替えました。

珍しくゼッケンが胸用と背中用の2枚あり、それぞれ指定されています。

付け始めてから気がつきました。(^_^;)これが背中用。

驚いたことに「Bペース4分30秒」と書いてある!

Bとは前から数えたブロックの順番。4分30秒とはキロ辺りの平均ペース。

僕はこのペースで走りきることはできないが、申告したからしょうがない!!ヤバイ!(^_^;)まさか後ろのゼッケンにも書かれるとは・・・。

こちらが胸用。

抽選券が付いていて、これをゴール後にちぎって箱に入れると、東京マラソン出場権獲得の抽選が行えるということ。

今回は狭い更衣室又は寒い屋外でゼッケン2枚と計測チップを付けなくてはならない。雨だったら最悪だったでしょう。

事前に郵送して欲しいと思いました。

これが参加賞の「マフラータオル」

こんなマフラーする人いないだろうし、デザイン性もなし!(笑)

タオルとして使えるだろうけど、これは残念な参加賞。

ハーフマラソンのスタートは10時。

9時ぐらいには続々と来るようになりました。堤防の上に列が見えます。

これが大会本部。

会場給水場。スタート前とスタート後に利用します。

水とスポーツ飲料があります。

9時15分にオープニングセレモニーが始まりました。

ゲストが壇上に上がりました。

ゲストの中で一番左の紫のウェアの人が浅井えり子さん。

ちなみにゲストの面々は次の方たちです。

・浅井えり子(ソウルオリンピック女子マラソン代表/国際陸連レベル1公認コーチ)
・園原健弘(バルセロナオリンピック50㎞競歩代表/日本陸連公認コーチ)
・安田享平(日本盲人マラソン協会強化委員長/日本陸連公認コーチ)
・吉澤永一(パリ世界陸上20㎞競歩代表/アジア選手権20㎞競歩優勝)
・前河洋一(日本陸連ランニング普及部長、上級コーチ/国際武道大学教授)

トイレはスタート30分前には長蛇の列になります。

準備運動の時間です。

トイレは30分前に並べば、特に問題なかったと思いますが、もっと直前だったら危ないでしょうね。規模の大きな大会ほど気を付けなくてはなりません。

スタート20分前のスタート地点。

プログラムには15分前からスタート地点に整列と書かれていましたが、既に多くの人が並んでいます。特に今回の上位選手は順位にこだわっているでしょうね!

僕も並ぼうとしたら、記念撮影が始まりました。

東京スカイツリーをバックに素晴らしい写真が撮れていることでしょう!

僕は指定されたとおり、Aブロックの後ろのBブロックに並びました。

ただなんかおかしい。。。

周りの人のタイムがみんな5分になっている。

しかもすぐ前のペースメーカーも5分だ。

なぜ???(^_^;)

かといってさすがにAブロックは4分30秒以内で走れる人だけのようなので、僕では行けない。

恒例のスタート直前の自撮り!!(笑)

スタート3分前。黄色い風船が4つ見えるのは、キロ5分ちょうどのペースメーカーの人たち。

3)スタートからゴールまで

条件は曇り16度、風速3m

コースは3回折り返す変速コース。すべて舗装されていて平坦

小さい上り下りは4回ほどある。

引用:ONE TOKYO ホームページ:

ONE TOKYOはランニングスポーツを通じて、チャレンジするひとと、サポートするひとが出会うステージです。

肌寒いのはマラソンには良いが、主にゴールに向かう方向での向かい風はタイムロスがある。

またこの大会の特徴はペースセッターをたくさん置いていること。

1kmを下記のペースで走るペースセッターを設置。
4分30秒、5分00秒、5分30秒、6分00秒、6分30秒、7分00秒。

スターーート!!!

スタート前後の52秒間!!

ゴール地点に着くまで30秒かかった。

僕が着いていこうと思っていた4分30秒のペースメーカーはかなり先にいっていて見えない。

これは誤算!

4分30秒ペースのゼッケンを付ける僕がそれと同じペースセッターに追いつけないなんておかしい!!

スタート2分後。まだ混んでいた簡単に抜ける状況ではない。

最初の折り返しは7キロ地点。右に折り返してきている選手が見えます。

僕が付きたかった4分30秒のペースセッターが折り返しで見えた!

2人とも女性か。。

僕もこの集団の後ろの方で、風よけとして利用しながら走りたかった。(^^)/

計算が狂ったこともあり、開き直って今回は感覚だけで走ることに決めた。

そもそも時計で時間を見て走ってもただの気休め。

今の僕の走力では、途中のタイムにに応じてペースを変えても、何も良いことはない。

このコースの良いところは、あまり周回遅れにならないところ。

よくある5キロの周回だと、僕は周回遅れにされるし、する。

つまり2周の周回遅れの人がたくさん出る。

今回の僕は周回遅れにされることはなかった。(そもそも周回ではないが・・)

11キロ地点。

給水場所は全部で8回もあり十分!

僕は1回だけ利用した。

5分30秒のペースセッターの集団。

5人もいて楽しそう!(笑)

ここで僕のレース解説をします。

今回はコンディションが良いので、ベストを狙うために最初少し飛ばしめに行くことにした。

まだ僕には後半にペースを上げるというのはできないので。

結果、ゴールしてから確認して驚いたのが、前半の入りが凄く早かったこと!!

追い風の影響もあっただろうし、周りに多くの早い人がいたことも影響したのだろう。

最初の10キロがほぼ4分30秒ペースだった!

これは「そうなれば良いな」と思っていた理想的なペース。

時計を見ない方が良いようだ!(笑)

11-15キロが4分35秒なので、あまり落ちていない。

ただ最後の7キロはもろに向かい風。

だからここで「ベストは出ないかもな~~。」と思った。

16-20キロが4分53秒

向かい風の中、よく頑張れた!!(^^)/

そして、

ゴーーール!!!

1時間38分台のタイムを見て歓喜!!(^o^)

ヤッター!!!(^o^)/ベストタイム更新!

しかも大幅!!

とにかく全力で走って良かった!

ゴール後振り返ってゴール地点をパシャリ!

シューズに付けたチップを取るために、台に足をのっけて係員が取ってくれた。

疲労困憊の身体にこれはありがたい!!(^o^)

すぐに記録証発行所に行くも、ゼッケン番号を見て一瞬で発行!

これは素晴らしい!

しかも綺麗なオリジナルデザインのクリアファイルに入れてくれた!!

記録証はこれ!!

グロスタイム1時間38分21秒

総合順位331位

年代別(50~59歳)順位68位。

グロスタイムでもベストなので嬉しいがネットタイムがない。。。

これは残念!

トップ選手であればグロスで競うべきだろうが、後ろからスタートする一般ランナーはネットが圧倒的に重要。

ネットで表示してくれなきゃ~~。。(>_<)

僕の場合スタート時間からスタート地点に着くまで30秒かかったので、

ネットタイムでいえば1時間37分51秒(キロ4分40秒平均)ということになる。

それで計算するとベストをほぼ2分更新した!!(^o^)

嬉しいので東京スカイツリーをバックに自撮り!

給水所。

記録速報掲示版。この辺りはしっかりしています!!

男子19歳以上の上位選手。

なんと1位から6位までが34秒以内にひしめく大混戦でした。

確かに途中まで10人近くが縦一列でくっついて走っていました。

優勝は1時間9分9秒なので、レベルは高い方と言えるでしょう。

そして僕が載っている部分。331位です。速報らしい速報!

結局男子完走者は1380人でした。(女性は355人)

男子表彰式。

一番左の女性が司会。その右が順に8位~1位。

副賞を掲げる優勝者。素晴らしい!!

女子表彰式。優勝者が賞状を贈呈されているところ。

表彰式が終わる12時半まで雨がほぼ降らずで良かった!!

レース中も含め途中パラパラ降ることはあったが、影響があるほどのものではなかった。

13時05分から抽選会があるとのことだが、待っているのも辛いので帰ることにした。

疲れて寒くて空腹な中、抽選が始まるまで30分待つだけでも辛い!レースが全て終わってからということでしょうがないが、であればスタート時間をもっと早くしたほうが良い。

後で知ったことによると、抽選は出場した1800人が対象で10人選ばれたらしい。

その場にいない辞退者が10人ぐらいいたとか。。。

帰りの土手の上から。

まだレースは続いています。制限時間が3時間なので、あともう少し。

土手の上の進行方向。

心配していた雨が降らず、好条件の元でベストタイムが出て最高でした!!

しかも5周連続ハーフ以上のレースに出場してすべてしっかり完走できたのが何より幸せなこと!!

大会運営もしっかりしていて素晴らしかった!!

細かい改善点はあるように思いますが・・・。

来年も出場したいです!!

終わり

参考:

ONE TOKYO

ONE TOKYOはランニングスポーツを通じて、チャレンジするひとと、サポートするひとが出会うステージです。
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