第32回小田原尊徳マラソン(2019年3月10日)のハーフに出場しました。
この大会は2年ぶり。
僕が生涯で初めてハーフマラソンを走ったのが2年前のこの大会です。
さらには、長期のケガで8ヶ月ぶりに走るハーフもこの大会ということで、ただならぬ縁がある大会!!(*^_^*)
結果、穏やかな気候、そして見晴らしの良いフラットなコース、スムーズな運営で、思う存分楽しめました!!(^o^)
それでは順を追って説明します。
1)事前郵送物
大会当日の11日前の2月27日に次の郵送物が届きました。
ICタグが胸に付いてるタイプなんですね。
足に装着するのが主流ですが、胸に付いている方が、良いでしょう。
足にのっかっていて良いことはないし、装着の手間もありません。
また、プログラムに、僕の名前を確認!
参加者数は10キロとハーフ合わせて約2000人。
ハーフだけだと約1000人。
2)小田原アリーナ会場到着まで
会場の小田原アリーナの最寄り駅は小田急小田原線の蛍田駅。
小田原から2駅山の方です。
僕は東海道線で小田原駅に行って、小田急線に乗り換え。
小田急線の路線図。
新松田行きの各駅停車の電車に乗ります。
2駅で蛍田駅到着。
蛍田駅から小田原アリーナまで徒歩12分。
まだ早いので混んでいません。
先の一本松を左折すれば小田原アリーナです。
富士山と旗。富士山の上の雲がいい~感じですね!
旗が並んでいる先が小田原アリーナ。
あれ、横断幕が地味になった。。。
2年前のはもっと目立っていただけに、ちょっと意外。
大きな鳥が飛んでいるようですね!!
3)到着からスタートまで
最初に参加賞をもらいに、サブアリーナへ。
右が参加賞引換、左は飛び賞用の賞品交換だと思う。
貴重品預かり所。
メインアリーナ。ここを更衣室替わりや荷物置きに使えるのがありがたい!
参加賞。ポーチとたくさんの割引券。
Tシャツがたまる一方なので、ポーチはありがたい。
確か2年前もそうだった。
僕が座った陣地からの景色(笑)
快適でワクワクの自分を撮る!
完走証発行所。既に待機しています。
実は2年前にここで凄く待たされてウンザリしました。
さすがに今回はそんなことはないでしょう!
飛び賞についての告知。こういうのがあるのは珍しいですね。
面白いと思います。
スタート地点近くで水とスポーツドリンクが自由に飲めます。
これ、意外とできない大会があるので、僕にとっては重要なこと。
僕はあまり水分を必要としないタイプなだけに、今回もドリンクを何も持ってきていません。(^_^;)
それだけにスタート前の水分補給があるのは嬉しい。
すぐ近くの酒匂川の河川敷に出る。これから走るところ。
遠くに桜並木も見えて綺麗な景色!!
桜とゴールライン。
8時20分に開会式が始まりました。
今回はお決まりのセレモニーだけ。
2年前は松野明美がゲストで、体操などもしていました。
9時ちょうどに10キロがスタートしました。
ハーフのスタートは9時20分。スタート位置につきます。
看板は100分以内の後ろが2時間以内。
100分以内は無理だが、その後ろの方に立つ。
そして自撮り。
小田原アリーナに向かってスタートだ。
2年前と全く逆周りだ。
スタート5分前の自撮り。
気温14度で温かく助かった!
寒さのストレスがない。その分、走っているときは暑くて良くないのっだろうが。。
4)スタートからゴールまで
1月に藤沢市民マラソン10マイル(16キロ)を走ったとはいえ、ハーフマラソンは8ヶ月ぶり。
それなりに練習をしてきたので、1月とは違い僕らしいまともな走りができるはずという期待感もあり、ワクワク!
コースは酒匂川の周り1周約10キロを2周。
作戦ははっきりしていた。
少なくとも14キロまではキロ5分ペースをひたすら守る。
14キロ以降余裕があればロングスパート。あまり余裕がなければ16キロからスパート。
これで1時間45分を余裕で切りたいという目論み。(*^_^*)
スターーーート!!!
スタート前後1分18秒動画。
直後。
スタート1キロ。
2キロ。
左に見える富士山と田園風景。
視覚障害者と伴走の人が併走しています。
2.5キロぐらい。
5キロ。鋭角的で急な登りがあります。2周するので2回あります。
7キロ。
9キロの登り。フラットだと安心している中になっては、結構キツイ。。
右側の菜の花が綺麗です。がこの区間は砂利道が1キロぐらい続きます。
2回あるので、ハーフに2キロぐらい砂利道があることになります。
これはやはり走りにくくてマイナスですね。
2年前は逆周りだったため、スタート直後にこれがあって混雑して大変でしたが、その反省があって、昨年から逆周りにしたのだと思います。
それは正解だと思いますが、逆にラストの3キロでこの区間があるのでキツイ!!(^_^;)
正式にここが9キロ。このような距離表示が1キロごとにあって明確でいいです!
9.7キロの給水所。
手前が水。
向こうがスポーツドリンク。
給水所について。
ハーフの給水所は、
6.8キロ、9.7キロ、16.5キロ、19.4キロ、フィニッシュ地点にある。
途中にはたった4カ所だ。
これは少ない!
比較的給水が必要ない僕ですが、1回目の給水があまりに来なくて驚いた。
スタート6.8キロまでない大会は他に知らない。
やはり10キロに3回、ハーフに6回は必要だ。しかももう冬ではなく春だ。
スタート時14度でゴール時は16度だ。
しかもようやく来た最初の給水所で手渡されたスポーツドリンクが一口分しか入っていなかった!!(T_T)
改善して欲しいというより安全のため改善が必要だ!
10キロ。
橋を渡って、もうすぐ1周終了。
11キロ。
待ちに待った14キロ。
ここでレース解説。
14キロまで目論み通り、キロ5分ペースを維持。呼吸も苦しくない。
ただ大きくペースを上げるほどの余裕はない。
とりあえず気持ち上げたつもりだったが、タイムを見ると14-15キロはさっぱり上がらず。。
結果、15キロからの残り6キロで少しペースが上がった。
とはいっても4分50秒程度がせいぜい。
それでも最後の7キロでは、ほとんど抜いてばかり。(^o^)/
ラスト1キロ以外で抜かれたのは1人だけ。
これはペース配分の違いでしかないから、全く自慢にならないのは分かっている。
しかし、やはり気持ちいいし、精神衛生上凄くいい!!(^_^)v
身体にも良いことだろう☆彡
ラスト6キロは多分ほとんどイーブンペース。
よほど調子が良ければゴールが近づくに連れペースが上がるが今回はそれがない。
ラスト1キロもそんな感じだったから2人には抜かれた。これはOK。
5)ゴールから帰路につくまで
ゴーーーール!!!
振り返ってパシャリ!
早速喜びの自撮り!!ほぼ思い通り走れた!!(^_^)v
早速完走証を受け取りに行く。並ばず、すぐに印刷されてきて素晴らしい!!
2年前の大クレームから見事に改善してました!
僕の完走証。
ネットタイム1時間43分52秒。
ハーフ50歳代263人中74位。
欲を言えばキリがないが、満足!!
ハーフ男子50歳代の上位結果。皆さん、早い!!
ハーフ30歳代男子の表彰式。
ハーフ50歳代男子の表彰式。
とん汁がなんと100円!!
ありがたくいただきました!!しかも具だくさん!!
お汁粉も同じく100円です!!
ゴール後はコップ1杯の水ととん汁だけでとりあえすオッケー!!
帰路に付きます。
まだ競技は続いています。制限時間は2時間30分。
帰りの蛍田駅までの道中は2年前と比べて楽でした!
2年前は前半飛ばしすぎて後半ぶっつぶれたので、身体に応えました。
それでも2年前のタイムは今日より1分早かったですが。。。(^_^;)
うちに帰って、参加賞を開ける。ちゃんと大会名、回数、年度がプリントされていていい!!
チャックのツマミになぜヒモが付いているんだろうと思ったが、これは走っているときにツマミをつままなくてもヒモで開け閉めできるようにということだろう。
よく考えられているし、容量が大きくていい!!(^o^)
まとめ:
運営全てがスムーズだし、アリーナを使用できる充実度が大きい。
シャワーも浴びられる。
2年前に問題点としてあった、「スタート直後の砂利道が危険」「住宅街の中が走りにくい」「完走証の受け取りに時間がかかる」が全て改善されており、そこも好感が持てる。
砂利道がありコースはイマイチだが、給水所が少ない以外は大きな問題はない。
ボランティアスタッフもしっかりやっていてくれてました。
個人的にも、満足度は高い。
しかし、
しかし、何かが物足りない。
1番物足りないのは「盛り上がり」。
小田原の街中から離れた河川敷ということで、沿道の応援が少ないのは仕方ないかもしれないが、それにしても寂しい。実際小田原出身の人さえ、この大会の存在を知らない。
既に32回を迎えているにも関わらずだ。
原因は宣伝不足もあるだろうが、そもそもが観光地なために逆に歓待の気持ちが少ないのでは。。
この機会に市外から来る人を歓迎し、応援する姿勢が必要なのでは!?
園児のハイタッチ、学生ブラスバンドの演奏、太鼓などの演奏応援などが全くない!運営者も有志も冷ややかな感じがする。
それに比べて非常に多いのが、温泉などの割引券。これだけ盛り上がりがないと、利用する人が少ないだろう。
盛り上げてくれるゲストも必要だ。
マラソン大会専門のタレントであれば、知名度は高くなくても盛り上げてくれる。それでいてギャラは高くない。
MCを起用したり、BGMを流したりなどするだけでも雰囲気が高まる。
開会式はゲストゼロであまりに寂しかったし、参加する意味を感じない。
(アフリカのエリトリアから来た留学生3人がゲストとして走っていたが・・・)
さらには、親子マラソンなど子供が参加できる種目を増やせば、家族連れで楽しめるし雰囲気が明るくなる。
そうすれば出店の利用も大きく増えるだろう。
歴史ある大会で、ロケーションは東京からほど近い観光地であるにも関わらず、人気大会にならないのは以上の理由だろう。
予算が足りないのであれば、参加費用を上げてでも行うべきと思う。
今度はぜひそこを改善して欲しい!!
地元神奈川で、好きな大会だけにあえて苦言を呈しました!(^o^)
参考:
ホームページ(最低限のものしかありません^^)