2018年3月3日、第36回鴻巣パンジーマラソンのハーフマラソンに出場しました。
当日は微風、快晴、気温がスタート時7度の絶好のコンディション!
また、さすが全国ランニング大会100撰に選ばれた大会だけのことがあり、運営、歓待、コース全てが素晴らしかった!!
さらに、開会式のときに分かったのですが、会場の鴻巣市立陸上競技場は昨年大ヒットしたテレビドラマ「陸王」のロケ地に使用されたところ!
使用された横断幕や展示物が飾られていました。
僕は途中、ちょっとしたトラブルで止まったりしたものの、無事完走できたうえに意外と悪くないタイムで良かった!!
では、順を追って解説します。
1)事前送付物
大会10日前の2月21日に下記郵送物が届きました。
カタログとゼッケンです。
ゼッケンの裏には計測用コードが入っています。
柔らかいスポンジのような素材でハガキ大です。
これを折り曲げてはいけないということなので、ユニフォームに付けて持っていくときには少し気を遣います。
ただ、返す必要もないことを考えれば、通常のシューズに付ける計測用チップより良いかもしれません。
2)鴻巣パンジーマラソン会場到着まで
会場最寄り駅はJR「鴻巣駅」。会場まで徒歩15分。
僕が住む茅ヶ崎からは基本電車1本で行けます。
湘南新宿ラインでも東京上野ラインどちらでも直通で約2時間。
鴻巣駅に到着するとホームにこのような看板がありました。
あまり事前調べしていないので、この看板で鴻巣市が「ひな人形と花のまち」だと初めて知る。
そうか!!だから今日、3月3日の桃の節句が大会なんだ!と気がつく。
ただ、3月3日が平日の場合は当日には開けないのでしょうが。。。
改札に向かう。まだ7時40分だが、多くのランナーがいる。
改札を出ると、看板が示されていました。右の東口に行きます。
途中、右側を見下ろすと駅前の掲示物が見えます。花はやっぱりパンジー!!^^
ホームをそのまま流れに沿って歩いたら、隣のビルから出てきた。
会場まで15分歩きます。
途中、鴻巣信用金庫の人たちがランナー相手にお配りものをしていました。
それがカイロと飴。ちょうど手が冷たかったのでありがたい!すぐに使用しました。
何より、その歓待の気持ちが嬉しいですね!!(^^)/
感謝!!
この辺りが町の中心なのでしょうね。右側に鴻巣市役所があります。
会場の陸上競技場はここを左に曲がります。
すぐに陸上競技場が見えてきました。タータントラックが目にまぶしいほど鮮やか!
スタンド裏に行くと会場ブースがありました。
3)会場到着からスタートまで
着いていきなりのバナナサービス!!
僕も多くの大会に参加していますが、レース後はありましたが、レース前のサービス初めて!
大量のバナナが並べられ壮観ですね!!
「どうぞ~!頑張って下さ~い!」の元気な声も嬉しいです!!(^o^)
競技場事務所入り口。
会場には多くの飲食や用品のブースが出ています。
仮設トイレ。
反対側に女性用があります。
また、競技場自体のトイレも左右2カ所にあります。
競技場内にあるオブジェ。
8時30分から開会式が始まりました。
このときの鴻巣市長の話で初めてここが「陸王」のロケ地だったことを知る!
ゲストランナーは鴻巣市出身でHonda陸上部主将の服部翔大さん。
市長は「ここは鴻巣市立陸上競技場です!ダイワ食品総合競技場ではありません!」と言って笑いを取っていました。
右に目をやると確かにドラマ「陸王」で見た「ダイワ食品総合競技場」の横断幕。
この横断幕の下に「陸王」展示物があります。
綺麗なトラックです!
これが展示物。「こはぜや」のはっぴやユニフォーム、シューズなどがあります。
「陸王ブース」
正面から。
スタートが9時30分なのであまり余裕なし。競技場のトイレの方が早そうなので、ここに並ぶ。実際5分程度でできた。
スタート時間と種目は次の通り。
親子1年生1キロ9:00
親子2年生1キロ9:10
親子3年生1キロ9:20
ハーフマラソン9:30
親子4年生1キロ9:40
中学生男女5キロ9:50
一般男女5キロ9:52
小学5,6年生、ビギナー部門1.5キロ9:57
親子1年生1キロの部のスタート前後(2分18秒)
スタート地点。親子2年生1キロの部。
スタート15分前から列に並ぶ。持っているベストタイムごとに分けられている。
僕は1時間30~40分の列。分かりやすくといい!!
今日は実際1時間40分切れるかどうか分からないが、ま~いいだろう!
ベストは切ってるし。。
スタート10分前自撮り。
短パンランニングでも、やや寒い程度。スタート時7度、微風。
スタート5分前。
スタート5分前自撮り。
4)スタートからゴールまで
スターーート!!!
ハーフマラソンスタート前後1分22秒。
スタート直後。アーケードをくぐります。
競技場外に出た直後に太鼓の力強い応援!
写真で初めて誰が叩いているのか分かった!子供だったんだ!(笑)
それにしては力強い音だった!!
1キロ付近。1キロごとに同じように明確な表示があります。
コースの半分以上は田園地帯。ほぼ田んぼ。
4キロ地点。
5キロぐらいの地点。
6キロぐらいの地点。
6.7キロ地点の給水所。
給水所は全部で5カ所あり十分だと思う。
幅も広く取ってあるのと、コップが固めなので取りやすい。
スタッフの学生さんが「あ~写真撮ってる!」と笑っていたときの写真。
「がんばってください!」のかけ声もありがたい!
往復になっている区間。後続のランナーがこちらに向かっています。
この前の別の区間では、ゲストの服部翔大さんがトップで走ってきて凄い
スピード!!そして僕らすれ違うランナーみんなとタッチしていました!
ここで僕のレース解説をします。
当初の作戦は16キロまで余力を残して、残りの5キロで良い走りをすること。
目標は1時間40分を切ること。
12キロぐらいまで1キロ平均4分30~45秒のまずますのペース。
ところが、12キロ付近でアクシデント発生!
左足甲、土踏まずの上部が痛み出した。今まで痛めたことがない場所。
多分靴紐を強く締めすぎたのか当たり所が悪いのかだろう。
2回ほど側道に止まってひもを緩める。
それでも痛みは収まらなく、やがてペースも完全に減速。。。(^_^;)
その区間はキロ5分50秒。
「あ~~ダメか!!」の世界。。。
あと8キロ以上あるのに、これでは完走すら怪しくなってくる!
ところが、、、、、
1キロぐらいゆっくり走っていたら、なぜかわからないが治ってきた!!(^o^)/
14キロ地点付近からペースを上げられた!
ゆっくり走っていた分、体は楽だったので、急遽プランを変えてラスト7キロとして必死で頑張ることにした!!
当然かもしれないが、14-18キロは終盤としては今までにないほど疲労感を感じないでしっかり走れたように思う。
ペースを上げて走っている15キロ付近。左はJRの線路。
5)ゴールから帰路に着くまで
最後の3キロはいつも通りきつくなった。。
そして、スタート時にくぐったアーケードをくぐってから100mちょっと走ってゴール!!
やっぱり競技場ゴールは気持ちいい!!(^_^)v
しかもこのトラックは「陸王」のロケ地で、竹内涼真などが走った場所☆
ゴール後振り返ってパシャリ!
すぐに胸のゼッケンに器具をあてて計測。
参加賞のバッグをもらう。
アクエリアス500mlをもらう。
この流れがスムーズでさすが素晴らしい!!
いただいたものをパシャリ!
参加賞のトートバッグを空けて撮った写真。
いつも鴻巣マラソンの参加賞は評判が良いらしいが、今回も使える!!
デザイン、素材ともいい!さすがにミズノ社製☆
ゴール地点をバックに自撮り!
次が記録証の受け取り。
記録証をその場で待たずにすぐに受け取れるのが最高!!
これができる大会は少ない!!
もらった記録証。
ネットタイム1時間39分13秒。
ヤッターーーー!!!
1時間40分切ったぁーーーー!!!(^o^)
途中のトラブルによって、もう40分切る目はないな、、と思っていただけに嬉しい!!
順位はハーフ男子50歳代で127位(最終630人中)。
全体のレベル高い!制限時間2時間30分と短めなことも理由の1つだろう。
速報掲示板。これがあるのもいいね!!
ここまでは逸脱しようのないスムーズな流れ。
ただし、「とん汁」無料配布には気がつかなかった。アナウンスが耳に入らなかったのかもしれないが。。
一旦休んでから、気がついて受け取りに行った。
掲示には「とん汁容器は中央化学株式会社様より提供していただきました」と書かれています。
このとん汁めちゃめちゃウマイ!!!
写真で伝わらないのが残念だが、具は多いし何より美味しい!!!
なぜマラソンの後のとん汁がこんなに美味しいのかは大きな謎だ!!!(^o^)きっと地元のおばちゃんたちが心をこめて作ってくれたからだろう!
最後にスタンドに上がってみた。時間は11時37分。スタートして2時間7分後なのでまだ多くのランナーが走っている。
表彰式が「地味」に行われていた。放送では表彰者を呼ぶアナウンスばかりで、「いつ始まるんだろう」と思っていたが、既に次々と行っていた。これはまだ走っているランナーへの配慮ではないだろうか。このような配慮をする大会は初めてだ。
全く大きな音を立てないで行っている表彰式。
女子50歳代以上ハーフの部。
利用しなかったが、一次荷物置き場。
更衣室も必要なかった!
足がほぼ回復したので帰路に着く。疲れてはいるが15分の徒歩ならなんとか我慢できる。
鴻巣駅前東口。
<まとめ>
今回も非常に良い想い出ができました!!
素晴らしい大会でした!!
全国のマラソン大会運営者が見に来て参考にして欲しいぐらいです。
スタッフの方たちが地元を思う気持ちの表れとして、参加者を心から歓迎しているのが、運営と応援に表れていました。
モノで言えば、バナナととん汁が心に残ります。これらが待ち時間なしですぐにもらえるのですから。かかる費用でいえば知れているはずですが、あるのとないのとでは大違いです!
競技場に最初からかかっていた音楽がまた元気の出る音楽で雰囲気が盛り上がりました。
欲を言えば、6000名規模の大会なので、それほど有名ではなくてもゲストを複数呼ぶなどして、参加者との交流をもっと持てるようにするともっと良かったでしょう。
スタッフの皆さん!ありがとうございました!
また来年もぜひ出場したいです!!(*^_^*)
P.S.
翌々日の3月5日にはホームページに全ての結果が表示されていた!!
これまた素晴らしい~~!!(*^_^*)
参考サイト:
鴻巣パンジーマラソンホームページ