2018年5月13日(日)、第42回富士裾野高原マラソン大会のハーフマラソンに出場しました。
天候は途中から雨が降ってきたものの、15度と涼しく良い環境でしたが、やはり高低差220mというアップダウンの激しいコースが厳しかった!
最初の5キロはほとんど登りで、その後も断続的にアップダウンが続き、最後の5キロはほとんど下りという、登りと下りの両方の能力が試されるコースと言って良いでしょう。
運営は非常に良く、特に給水所が多いのには驚きました。
富士山は早朝には綺麗に見えていましたが、スタートする頃からは見えなくなり残念でした。
僕としてはタイムこそ良くありませんでしたが、この時期にしては珍しいほどの涼しさの中で走れて気持ち良かったし、良いアップダウンの練習になりました!
それでは順を追って解説します。
1)事前郵送物
大会当日約2週間前の4月27日に次のハガキが送られてきました。
事前発送の方が嬉しいのですが、これはこれで必要項目がしっかり書かれています。
特に「交通の御案内」は必須ですからね。
2)裾野市陸上競技場会場到着まで
会場は静岡県裾野市の陸上競技場。
僕は三島駅からの臨時バスに乗ります。片道720円、往復1440円です。
50分かかるので、有料なのはしょうがないか。。
7時頃行くと、三島駅南口正面に、登りを持った人が立っています。
1本目のシャトルバスは7時30分からとのことでしたが、ありがたいことに7時20分に出発しました。
バスの中から雄大な富士山が見えます!
分厚い雲があったので、心配でしたが見えて良かった!!
このバスで会場に到着しました。
3)会場到着からハーフマラソンスタートまで
さすが名前が「裾野市」。見事な富士山です!(^o^)
受付窓口が並んでいて、これまた壮観です(笑)
僕はハーフ50~59歳の部。
受付を済ませて歩いて行くと競技場前に出店が沢山並んでいます。
逆から見たところ。
受付でもらったゼッケン。2枚あって1枚に計測用リグがついています。
最近は正面だけに付ける場合が多く、後ろにも付けるのは少し面倒。
ただ、前を走っている人がどういう人か確認できる面では少し役立ちます。
今回もゼッケン番号を覚えて、後でどういう人かと最終的なタイムを確認しようと思っています(笑)
参加賞Tシャツ。デザインいいですね~!!42回と日付がしっかり書かれています。
プログラム。ここに年代別の出場者のリストが出ていて、エントリー数も分かります。
招待選手紹介のページ。
1人は小林祐梨子さん(1500m日本記録保持者)、もう1人は永田幸栄さん(裾野市出身)。
裾野市陸上競技場の正面玄関。
競技場のスタンドが自由に利用できて、多くの人がここで着替えています。
僕は雨風がしのげる競技場の軒下に陣地を構えました。(^_^)v手前の青いシートです。
会場の奥の方。
荷物預かり所があります。
係員に貴重品をどこに預けたら良いか訪ねたら、荷物預かり所を案内されました。
普段だったら最低点のお金しか持ってきませんが、今回は大阪出張の帰りだったため、フルな財布があります。ここに預けるのはかなり不安でしたが、仕方がありません。
開会式までのアトラクションの太鼓ショー。力強いです!!
9時から開会式が始まりました。
普通は選手がフィールドに入って、役員はスタンドを背にして話すものですが、今回は逆です。選手に労力を使わせないという配慮でしょう。
スタンドから見るとこんな感じ。
自衛隊が豚汁を作ってくれています!
コース図。
9時半ぐらいになると、多くの人が練習をしています。
僕は走るのは少し。ただし入念にストレッチを行います。
スタート20分前の9時40分に整列。
目標タイムごとに分かれています。僕は1時間20~40分の場所。
ある人が他の人に「なんで前の方で横入りするんだ!」と怒っていた。
マラソンスタートの整列でよくあることだが、そもそも横入りしなくては入れない場合が多い。決められたブロックの後ろ側にスペースがあれば良いがない場合はどこかに入るしかないのだ。後ろが詰まっている場合は、詰まっていない前の方に入るしかない。
今回がまさにそれ。
主催者はブロックのスペースに余裕を持たせる必要があるし、ランナーはそういった実情を考えなくてはならない。
スタート10分前の自撮り!頑張るぞ!
競技場スタートは気持ちいい!(^_^)v
男性ナビゲーターと女性ゲストが盛り上げています。
4)スタートからゴールまで
10時にスターーート!!!
スタート直後。
競技場半周後。
スタート2分後。
太鼓チームの応援。
スタート5分後。最初の5キロはずっと登りです。
スタート10分後。トラックの荷台から太鼓の応援!(^_^)
スタート12分後。
給水所。凄く頻繁にあって助かります。きっと暑いことも想定してのことでしょう。
しかし今日は気温15度と久しぶりに快適!僕としては3月以来。
スタート19分後。4キロ地点の手前。こんな坂が5キロ続くわけですから、いかにきついか分かると思います。
7キロ地点。初めて下り坂が来た!(^_^)v
スタート54分後。対向車線を走っている人は10キロのランナー。
給水所。水とスポドリ、梅干しなどが置いてあります。たまに冷却用スポンジまであります。
僕はいつも撮る方なので、自分が走っている写真はめったにない。
しかし今回、地元在住の北大陸上部時代の後輩が応援に来てくれて撮ってくれた!
手を振っている白い帽子が僕。
終盤に雨が降ってきました。17キロ地点。ラストスパートに入っています!
ここで僕のレース解説をします。
最初の5キロが登りばっかりで、前評判通りきつかった!
こんなことを経験するのも初めてだし、一方最後の5キロが下りばかりなので、こんな長い間下るのも初めて。
前半はペースを極力抑えながら走った。
おかげで抜かれてばかり。(^_^;)
最初の5キロはほぼキロ5分50秒ペース。これはしょうがない。。。
その後約10キロは登ったり下ったりを繰り返す。
スタート時の気温は15度だったが、標高差220mを上がっているので、上の方は14度ぐらいだっただろう。だから走っていてさえ涼しく感じられ、気持ちは良かった!
「こんなことはもう次の秋までないだろうな」と思いつつ。。
面白いと思えるのは、僕は登り坂では抜かれてばかりだが、下り坂では結構抜ける。
だから僕は登りで抜かれて、下りで抜き返す人が何人かいて面白かった(笑)
最後の5キロはギアを上げてラストスパート。
下りの早いペースで長く走るのは慣れてないので、足のダメージが心配だったがなんとか持った!ラスト4キロのキロ平均が4分10秒で駆け抜けた。
登りが5分50秒だからいかにその差が大きいか!
残念ながら登りで抜かれた分を下りで全部抜き返すとまでいかなかったが、相当人数抜いた。
勢いに乗っているラスト3キロで1人に抜かれたが、その人もラスト500mで抜き返した。
ラストは競技場を約1週するので、見通し良い中で思い切り走れた!!
5)ゴールから帰路に着くまで
僕のラストスパートの貴重な写真(^_^)v
ゴール手前10mの白い帽子。約21キロの中で1番の見せ場!(笑)
ゴーーーーール!!!
ゲスト2人がハイタッチで出迎えてくれた。
振り返ってパシャリ!
すぐにゼッケン裏のタグをちぎって係員に渡す。
完走証が発行される。その係員がた~くさんいてこれも圧巻。(^_^)
流れが非常にスムーズ!
僕の完走証。
タイム1時間42分23秒。多分グロス。
順位58位。これは50~59歳代。エントリー数は367名。
涼しかったため100分切りを期待したが甘かった。登りのマイナスを下りで吸収仕切れない。
完走証に天気や気温が書いてあるのは珍しいしありがたい!
次にスポーツドリンクをもらう。
競技場外の速報掲示板。
雨がどんどん強くなってきた。
豚汁を凄く食べたかったのだが、沢山並んでいたので断念してすぐに帰路に着くことに。
シャトルバスも万全の体制で用意してくれている。
参加賞のTシャツを開封して撮る。シンプルながら重要事項が書かれていていい~~!!(^o^)
<まとめ>
登りの能力と下りの能力どちらも試されるタフなコースだった。
同時に今自分が持っている能力が分かって凄く良かった。
登りはともかく、下りは結構走れることが分かった!
ただ、登りだけの大会はあるけど下りだけの大会って聞いたことないな・・・・(^_^;)
気候も気持ち良かったが、運営面、応援面でも非常に気持ち良く参加できた大会だった!!
選手への歓待の気持ちが、受付、給水所、記録証発行の十分な数に表れていたように思う。
良いタイムは出ないが、良い練習になるし楽しい。
富士山はスタートする頃には見えなくなってしまいちょっと残念だった。
また、僕は昨年の3月に初めてハーフマラソンを走って以来、今回で30回連続完走を果たしました!!
ほとんどがハーフマラソンで、フルは1回、15キロが5回。
丈夫な体と健康に感謝!!
また来年も出場します!!(^_^)v
P.S.
1つ不満がありました。
結果発表がホームページ上で行われていません。掲載されているのは2016年の分までで、昨年からありません。これでは上位のタイムも分からないし、僕がマークをしていたライバルの人たちが最終的にどうだったかも分かりません。残念!!
・・・・ところが、スポンサーのニシ・スポーツのホームページでは結果発表がありました。
参考:第42回 富士裾野高原マラソン大会