2017年12月3日(日)、第12回湘南国際マラソンのフルマラソンに出場しました!
その感想と体験記を記します!
天気は快晴、微風で富士山もくっきり!気温はスタート時9度(最高15度)という絶好のコンディション。
コースはほとんどフラットなうえ、直線コースが続き2回の折り返しがあるだけの最高といって良いコース。
さすがになかなか予約が取れない人気大会。
運営もスタッフも素晴らしく、本当に良い大会でした!!
ただし僕個人でいうと、初めてのフルマラソンということもあり後半はあり得ないほどのボロボロ!!いや、セオリー通りと言っても良いのかもしれません。
ハーフマラソンの経験がほとんど役に立ちませんでした。。。
それではたくさん撮った写真と動画を利用して、詳しい感想と体験談を順を追って解説します!
1)送付物と事前準備
事前送付物は2回に分けられて届きました。
1回目は参加賞Tシャツ。
2回目はプログラム、ゼッケン、計測チップなど。
左がプログラム、右がゼッケンと計測チップ。
ゼッケンに書かれている[B]というのは目標タイムに合わせたスタート時の整列の順番。
A~Gまであり、僕は前から2番目ということ。
参加賞Tシャツ。前。
後。
まず最初に思ったのが「なぜ横しま?」
今まで続いていた湘南国際マラソンTシャツのデザインが完全に変わりました。
生地も薄くなってしまいました。
マラソン前日には、僕のユニフォームにゼッケンを付けました。
あまり寒くはないのでノースリーブで!!
シューズに計測チップを装着!
シューズは陸王でもR2でもなく・・・虎走(笑)
2)会場到着からスタート前まで
最寄り駅は、JR大磯駅又は二宮駅。
僕が住む茅ヶ崎からはそれぞれ2駅と3駅先だけの近さ。
6時15分のに乗ろうとしたら、6時8分の湘南国際マラソン用臨時列車が出ていてラッキー。
それが茅ヶ崎駅に到着したところ。
この時間だとまだ空いています。
プログラムに書かれていたお勧めの空いている駅は二宮駅なので、そこまで乗りました。
二宮駅構内に無料シャトルバス乗り場への案内があります。
二宮駅を出ると早くも長蛇の列。
住宅街をぐるっと大きく回ります。
大きく1周して再び駅前へ。だいたい20分ぐらいで乗れました。
無料シャトルバスで、会場の大磯プリンスホテル駐車場に到着!
快晴で富士山も綺麗に見えます!
会場へは徒歩5分ぐらい歩きます。
会場に到着したところで、大勢が撮影しており、何かと思ったら富士山!
いい~~眺めです!(^_^)v
太平洋相模湾が見えてきました!
フィニッシュ(ゴール)地点。
仮設トイレ。
中からカギをかけるとランプがつくし、作りも普通の仮設トイレより高級なもの。
屋台が並んでいます。
大磯プリンスホテルのプールのある高台からメイン会場を撮る。
その後ろを振り返って、プールと海を撮る。
青空だとプールも綺麗に見えます!
7時45分から開会式が始まりました。
有名人としては河野大会名誉会長(外務大臣)、千葉真子さん。
河野外務大臣は以前から湘南国際マラソンの名誉会長でしたが、まさか外務大臣になって忙しい中来られるとは思いませんでした。
河野外務大臣の挨拶。
広大な荷物置き場。
ゼッケンの末尾番号ごとのテントに行かなくてはならない。
1から順に並んでおり、僕は6だったということもありかなり遠く感じた。
スタート整列は1時間前からということだが、僕は指定されたBブロックに30分前に並んだ。
・・・が、一旦並んでからやはり直前に済ませた方が良いと思いすぐ近くにあるトイレへ。
そしてトイレが終わった8時45分にはもう列が移動していて「急いで下さい!もう進みました!」のアナウンスあり。
急いで走ったが間に合わず、後ろのCブロックの中に入ってしまった!
この辺り、あらかじめ何時に進むと教えて欲しかった。
Cブロックの中で、スタート地点まで走ってます!^^
8時55分にスタート式。
Cブロックでは、遠くにスタート地点が見えるのですが、かすかに音が聞こえるだけ。
スタート5分前の恒例の自撮り!右奥の富士山が綺麗!
3)スタートからゴールまで
9時にスターーート!!!
スタート前後の4分間動画。スタート地点には河野大会名誉顧問、千葉真子、そしてトレンディーエンジェルの2人がいます!
スタート直後の西湘バイパス上。
スタート2キロ地点。早くBの中に入りたいという気持ちで端っこからどんどん抜いていきます。
6.6キロの第2給水ポイント動画。13秒。
7キロ地点。相模川を渡る湘南大橋。
10キロ地点。茅ヶ崎市内。
18キロ地点。藤沢の江ノ島近くまで来ました。
19キロの第1折り返し地点。江ノ島入り口。
第1折り返し地点(江ノ島入り口)のコマ送り動画。16秒。
20キロ地点。沿道の応援も奇抜なのが多いです!着ぐるみや大型パネル、パフォーマンスなど。
優雅なダンスで応援してくれています!みんな走るのを見ないでダンスを見てますね~(^_^;)
20キロ地点。折り返し前のランナーがたくさん見えます。
25キロ地点。富士山が綺麗です。
右側に最後方の伴走者がいます。
これまでは比較的順調だったが、28キロ地点で足に異変が起こり、歩き出す。
しばらく歩いて再び走り出すも2~300mでまた限界が来て歩き出す。
そんな感じの繰り返し。
最初は比較的健康な方の左足が痛かったが、かばって走るので結局両足が痛くなる!
しかも足の根元から足裏まで全体が痛いという経験のない事態。
もう1歩1歩に激痛が走る始末!(T_T)
32キロ地点の給水ポイント。振り返って撮影。平塚市内。
もうボロボロなので、タイムは諦め取材に専念(笑)
沿道の人やスタッフの声援は本当にありがたい!
特に歩いている僕に対して声がけをしてくれる。
それに対して身体が動いてくることはある!
ただそれでも根性だけではどうにもならない状態だった。(^_^;)
同じ給水所。
32キロ給水所の動画。20秒。
34キロ地点。大磯町の湘南バイパス。
ここで既に6キロもの間、激痛に耐えて進んでいるが、ゴールまでまだ8キロある!
気が遠くなりそうだが、もう開き直るしかない!
振り返って撮影。
ここで僕のレース解説をします。
当初の目標は3時間30分。これはハーフで出している1時間38分から計算すれば無理のないタイム。
ところが既に書いたように28キロ地点で突然クラッシュ!!
想定外の早いつぶれかたに、少々驚いたし情けないの一言!(^_^;)
前半は順調でした。
というか結局その飛ばしすぎがたたったということもあるでしょう!
当初は抑えて走る作戦でいたのですが、時計の1キロごとの合図の音が周りの音にかき消されて聞こえないこともあり、あまり時計を見ないままのレースになりました。
自分では抑えているつもりでしたが、後で見てみるとびっくりの早さ。
最初の10キロが45分30秒だったので、キロ平均4分33秒。
これは僕のハーフマラソンの最初の10キロのペースと同じ。
周りの雰囲気やペース、それに走りやすいコースなどが影響したのでしょう。
11-15キロはキロ4分44秒ペースとかなり落ちました。
最初からこれぐらいであるべきです。
16-20キロはキロ4分55秒ペース。この落ち込み方は最悪パターン。
既にキロ5分で走るのもきつくなってしまった!
21-28キロがキロ5分14秒ペース。
目標は最後までキロ5分以内だったので、既に大きく遅れてきた。
ただここまでは通常のレースペースの範囲内。
28キロ地点で足のトラブルが起こってからは、、、、、
概ねキロ7分以上!!
1番遅い区間だと8分以上もかかり、平均でも7分20秒。
騙し騙しも14キロやっていては、もう騙しようがない。(^o^)
ストレッチをやっても無理!
幸い景色が良いので”お気楽に”パシャリ!(^_^)
この後、大磯プリンスホテルの会場を越えて走って、二宮町の第2折り返し地点まで行きます。これ、精神的にキツイ!(^_^;)
同じ1キロでも終盤はめちゃくちゃ長く感じるし。。。
38キロ地点。
この先に第2折り返し地点があります。
38キロ地点で、4時間ちょうどのペーサーに追い越された。
このとき逆に「まだそんなレベルで持ちこたえているんだ」と励まされたぐらい。。。
4)ゴールから帰路に着くまで
ラスト1キロを切ってもやっぱり歩きを入れなくてはならないほどの状態。
最後の200mだけはペースを持ち直して、
ゴーーーール!!!
結果、ネット4時間2分ぐらい。
この程度で済んでむしろホッとしたぐらい。
4時間を切る切らないのこだわりもない。
ゴール後すぐに完走メダルを首にかけられ、達成感MAX!!!
このメダルのデザインも今までとは大きく変わり、これはセンスいい~~~!!
オリンピックメダル見たい!!(^o^)
スタッフの人に頼んで記念撮影!
ゴール後すぐに手渡されたミネラルウオーター。
なぜか美味しく感じる。いや、当然美味しい!!(^o^)
振り返ってフィニッシュ地点。僕だけでなくみんなボロボロの感じが滲み出ていた。
計測タグの回収場所。足をパイクに乗っけるとスタッフがやってくれる。ありがたい!
この大会はフィニッシュ地点に時計があるので、自分のタイムはだいたい分かる。
しかし正式なタイムは後日にならなくては分からないし、完走証も後日郵送される。
だから、よく他の大会であるようなタイムが書かれた完走証を提示することができない。
これは改善の余地がありそう。
フィニッシュゾーンと荷物置き場の間のスペース。僕もここで座り込みました!(笑)
ゴール後は満足感と情けなさ、、いや満足感でいっぱい(笑)だが、、、
身体が限界!!
しばらく休みながら着替えて、なんとかそろりそろ~り歩いて帰路に付くことに。
ステージでは表彰式などレセプションが行われていた。
ニューバランスチームの記念撮影。彼らはペーサーとして走った人たちらしい。
ラスト400mの地獄坂!!ヘアピンカーブなうえ急峻な坂になっている。
行きは5分で着く道も帰りは10分以上かかっただろう。^^
帰りの無料シャトルバスも二宮駅行きと大磯駅行きがある。
右が二宮駅行き。左が大磯駅行き。
電車で座れるのは二宮だと思い、僕は二宮駅行きに乗る。
この予想は当たりました!二宮駅から東京方面の電車に座れましたが、次の大磯駅から乗った人は座れませんでした。^^
完走メダルを改めて撮る!!凝ったおしゃれなデザイン!(^o^)
真ん中に描かれているのは女性が髪をなびかせているところでしょう。
ここのデザインは湘南国際マラソンの系譜を受け継いでいます。
完走メダルの裏。
完走メダルの横。
<まとめ>
既に書いたように大会自体は素晴らしいものでした。
このロケーションや環境というのは、他ではマネのできないものです。
ただし改善点はあると思います。
まず陸連公認コースにして欲しい!
往復コースで起伏がないということから考えると、公認を取るのは簡単なはず。
しっかり計っていないのか?(笑)
日本のトップランナーは同日開催の福岡国際マラソンに出場しているとはいえ、
有名選手が出ていないのは、そういう理由もあるのではないか。
あと細かいことだけど、今年から給水コップが紙からプラスティックになった。
これが散乱すると、バリバリ踏みつける音とともに周りに転がって邪魔!
柔らかい紙であれば、それほど気にならない。飲みやすさも紙のようが上。
ここでわざわざ高級なコップにする必要がないのでは。。
完走証のことは既に書きました。レース後すぐに欲しい気持ちがあります。
僕のレースの話はもうしません(笑)
僕の足の持久力がハーフ以上は持たないということ。
僕がハーフ向きであることが改めてハッキリしたという意味で良かった!!
あらゆる意味で間違いなく一生の想い出になる!(^^)/
来年の湘南国際マラソンはハーフマラソン(制限時間1時間30分!)に出場したい!!(^_-)
終わり
P.S.
大会翌日の4日にはホームページに順位とグロス・ネットタイムの速報値が掲載されました。
これは素晴らしい!!僕のネットタイムは4:01:23。
ただし、記録証のお届けは2018年1月になるとのこと。